私たちは砂型鋳造のプロフェッショナルです。
お客様が抱える「ものづくりの課題」を、
技術と経験、そしてプロの誇りで解消します。
砂型では困難と、諦めていませんか?
方案とは、製品にアルミ溶湯を流し込む「方法」をさします。どこから何丁注ぎで流し込み、どのように押湯を立てれば効率よく溶湯が流れるのか、また寸法精度を保証しながら、いかに鋳巣のない鋳物ができるのかを検討します。その構想を方案図に落とし込み、それをもとに3Dモデリングに進みます。方案の検討は、学術的な知見と実践で育まれる経験値、さらにはクリエイティブな発想と感性が求められるアーティスティック・エンジニアリングの領域。その難しさに喜びを感じる専門技師が、お客様とともに難題に挑みます。
後戻りしない。だから短納期
モデリングした方案データをシミュレーションソフトに読み込ませ、アルミ溶湯を流す解析を行います。この解析で溶湯の充填状況や鋳巣発生リスクを洗い出し、問題が発生した部位については対策を施した上で再度解析を行います。精度の高いシミュレーションは試鋳回数の削減に直結するとともに、後戻りしないものづくりによる納期の短縮、コストダウンに貢献します。
鋳肌の面粗度、大丈夫?
お客様の求める面粗度にお応えするため、当社では形状や粒度の異なる砂をご提案しています。また、アルミ材についても、2A、2B、2C、4A、4B、4C、4CHといった取扱い材質のほか、お客様からの支給材についても柔軟に対応します。砂とアルミ、それぞれの特性や扱いを知り抜いた工匠ならではのソリューションで、お客様の期待にお応えします。
目指すのは量産品並みのフィニッシュ
高精度・高品質な製品の提供はもちろんのこと、当社では「試作でも量産品のような美しさ」を目標に、仕上げの処理に匠のひと手間を加えています。
品質を保証する積上式の検査工程
各工程で繰り返しの検査を受けた製品は、その総決算として、試鋳時には非接触光学式3次元スキャナによる検査を受けます。こうした積み上げ式の検査を合格した製品のみが、昭和軽合金品質の製品としてお客様にお届けされます。